こんにちは。
今週はいろいろあって、メンタルにぐっときたぶきっちょです。
そんな病み気味の私の目に入ったのが、この本。
この「がんばらない」というフレーズが、とにかく響く…!
というわけで今回は、この本の感想と思ったことをざっくり紹介したい。
本の感想
この本のことを簡単に説明すると、がむしゃらに頑張って必要のない疲弊感を味わっている人に、「無駄なことはやらなくていいんだ。本当に必要のあることだけに集中して楽しく働こう」と優しく説いてくれるものだ。
本の中でビビッときたフレーズを抜粋すると、
・会社に命じられたことを一生懸命こなして「がんばっている」だけでは、10年・20年があっという間に過ぎていく
・自分にとって「インパクトが大きくて学びが多い」仕事が何なのかを考え、そこに注力できるよう他のことを捨てていく(他メンバーに任せる、アウトソーシングする)
・意味もなく「メールをすぐ返信する」ことにこだわると、他人の人生を生きることになる
・「皆が賛成してくれるようにがんばる」はいらない
・「上司に言われたことは絶対にやらないといけない」ではなく、何のために上司がそう言ったのか確認する
上記の言葉は、「あれもやって、これもやって」とワタワタしている時に意識したい考え方だ。
大きな企業に勤めていた時の話
今の会社に転職して現在2年目だが、もし前の会社で働き続けていたら、この本を読んでも「実践してみよう」とすら思えなかったと思う。
この記事のタイトルで“「がんばらない働き方」ができない職場は辞めた方がいい”と言ったのはこの気持ちからだ。
「がんばらない働き方」を実践してみようと感じて、実際に上司と戦って強靭なメンタルで「古くからの会社の体質を改革してやるぜ!」とガンガンいける人であれば辞める必要は全くない。
しかし、そこまでの熱量を出せない私のようなパターンの人もいるのではないだろうか。
小さな企業に転職した今
打って変わって、今は「がんばらない働き方をやってみよう」と思える環境にいる。
「やろうと思えるかどうか」は個人のやる気だけでなく、環境も重要になってくるのだ。
「もっと楽しく、ミッションを持ってやりたい」と思っているのに今の職場では実現できそうにない人は、思い切って環境を変えてみる(=異動願いを出す・転職をする)のがいいかもしれない。
「今の職場でできないことを、他の職場に行ったからってできるわけない」なんて内部の人からは言われそうだが、それが間違いであることを私は知っている。というか転職してみて実感した。
「今の職場で評価されていないのだから、転職したって同じこと」
「ここで頑張れない自分はどこへ行ったって頑張れない」
「自分を受け入れてくれる場所なんてどこにもない」
これらは全て間違いで、そう感じているのならそれは思い込みだ。
私は、自分を含め転職して現在の職場で活き活き働いている人や、会社を思い切って辞めて自営でやりたかったことをやっている人達を実際に見てきた。
まとめ
「仕事で頑張りたいけど、頑張れていない…」と悩んでいる人がいたら、一読してみることをおすすめする。
そしてまずはひとつだけ実践してみて、小さなところから変えていけたら良いのかなと思う。