こんにちは、ぶきっちょです。
現在スイスから日本に留学しに来ている友人(男)がおり、
「アキバに行ってみたい!!」
ということで、秋葉原ツアーを行うことにした。
秋葉原は学生の頃よく来ていたが、最近はあまり行っていない。
お店の移り変わりが激しい街のため、調べていかないとちゃんとした案内はできなさそうだ(真面目)。
そこで、あらかじめ面白そうなお店をチェックし、オリジナル秋葉原MAPを作成。
完璧な仕上がりだ。
こうして、楽しい楽しいアキバツアーが始まったのだった。
目次
集合:JR秋葉原駅電気街口
昼の12時。
待ち合わせと言えば電気街口でしょ!という思い込みから、なんとなく集合場所を指定。
先に到着し、手作りMAPを片手に友人を待っていた私の目に、驚愕のものが飛び込んできた。
AKIHABARA MAP!!!!!
手に取ってみると、めっちゃ色々載っていて非常にわかりやすい。
私は、手作りMAPをそっとカバンにしまった。
ランチ:昭和食堂「ちょんまげ」
電気街口から出て神田川を渡った先に、古くて良い感じの食堂がある。
それが、「ちょんまげ」だ。
正直なところ、あらかじめ調べていたお店は違うお店だったのだが、道に迷ってよくわからなくなっていたところ偶然見つけたのがこのお店だった。
平日の12時過ぎだが混んではおらず、のんびりした雰囲気。
メニューを見ると、値段も安い。
私はナポリタン、友人はクラムチャウダースパを注文。
ボリュームも十分で、昔ながらの懐かしい味がした。
おかみさんの接客がとても良く、店を出るときは出口までわざわざ送ってくれたのが印象的だった。
昼食後の散歩:中央通り
お腹が膨れた私たちは、秋葉原のメインストリート・中央通りをブラブラ。
日曜日の午後になると歩行者天国になる通りだ。
途中で路地に入ってanimateを覗いたり、AKB劇場のあるドンキホーテやゲーセンに入ったりしているだけで、小一時間はあっという間に経ってしまう。
メイン1:武装商店
海外の友人を連れてくるとなれば、欠かすことができないのがこの「武装商店」。
その名前の通り、刀や銃、手裏剣など様々な武器を売っているお店だ(もちろん本物ではない)。
中に入ると本当に様々な武器が所狭しと置かれており、友人大興奮。
忍者の道具セットみたいなコーナーに真剣な眼差しを注いでいる。
一方、アクション映画や漫画が好きな私も、綺麗に壁に並んでいる銃にくぎ付け。
サイレント・ヒルやバイオハザードなどが好きな人は絶対行ってみた方が良い。
ちなみに友人は、300円くらいの小さい手裏剣を買ってご満悦だった。
メイン2:ガチャポン会館
ここも有名な観光スポットのひとつだ。
路地に入るため少し見つけ辛いが、武装商店のすぐ近くにある。
小さいスペースに、とにかくガチャポンがたくさんあるというだけの面白いお店。
スペースを埋めるように4段にも重なってガチャポンマシーンが置いてあるわけだが、4段目とか高すぎて回せる人いるの?状態。
小さいけど繊細に作られたフィギュアや模型が手軽に手に入るここは、そういうのが珍しい外国の観光客にも人気のようだった。
メイン3:忍者喫茶「不忍カフェ」
日本に来る旅行者=侍と忍者が大好き!という思い込みから予定に組み込んでいたのが、忍者喫茶。
武装商店で手裏剣を買っている友人を見て手ごたえを感じた私は、早速連れていくことにした。
「不忍カフェ」は、駅から中央通りを渡り、そのままごちゃごちゃした路地に入ってウロウロすると見つかる(ざっくりで申し訳ない)。
ここら辺は夕方になるとビラ配りをするメイドやコスチューム姿のお姉さんが多く出現するので、その中から忍者を見つけると簡単だ。
私たちもビラ配りをしている忍者(なかなかシュールではある)を発見したので、その子に行きたい旨を伝えると、
「かたじけない。案内するでござるよ!」
と、笑顔でお店まで連れて行ってくれた。
かたじけない、なんて言われたのは生まれて初めてでござるよ!
案内されたのは本陣(1号店)。
2階が2号店になっており、そこでは忍者たちの瓦割りが見られるらしい。
忍者の女の子の瓦割り…?
かなり興味を持ちつつも、今回は1号店を楽しむことに。
中は広々としており、清潔な感じ。
ソファに座り、メニューを渡されざっとシステムなどの説明を受ける。
基本的に日本語での説明だったため、海外の友人を連れていくときは、簡単な通訳ができた方が喜ばれるだろう。
そのあとは、忍者がオリジナルで作ってくれた甘~いドリンクを飲み、一緒に「ニンニン」言いながらなかなか楽しい時間を過ごさせていただいた。
最後は、刀を持ちながら忍者と一緒に写真を取って、店を後にした。
忍者って…可愛い。
私の中で、未知の何かが目覚めた瞬間だった。
おまけ:ドスパラ「VRパラダイス」
私が計画していた観光スポットはまわり終え、近くのラーメン屋で早めの夕食をとる。
そのまま帰ろうとしていた私と友人の目に、あるものが飛び込んできた。
「VRパラダイス」
「ドスパラ」と書かれたパソコン屋さんの横にある縦の看板に、控えめに書いてある。
「VR!!」
わかりやすく興味津々なスイス人。
いきなり入るのは怖いのでその場でググってみると、どうやらVR(virtual reality)のゲームを体験できるお店らしい。
そういえば数か月前から一般販売も開始して、ちょっと気になっていたVR。
「…入ってみるか!」
というわけで、急遽VR体験をすることに。
これがかなり、やばかった。
交代で15分ずつ無料で体験ができたのだが、なんというかもう世界観が変わった。
詳しい話は別の記事でまとめたが(『VRを体験したら、想像よりもはるかにすごかった件 』)、なんか色々すごすぎて本気でVR購入を考えてしまう私だった。
スイス人の感想を聞いてみた
「今日のツアーは、どこが一番面白かった?」
ピックアップしたお店はそれぞれ楽しんでくれていた様子だったが、参考までにどれが一番か聞いてみることに。
手裏剣買ってたし、武装商店かな? 忍者喫茶かな?(わくわく)
すると彼は、悩む様子もなく笑顔でこう答えた。
「VR!」
まとめ
・・・秋葉原を案内することになったら、VR体験を組み込むとより楽しいものになるだろう。