人の恋愛観というのは様々だ。常に恋愛をしていたい、という人もいれば、日常生活において恋愛がそこまで重要な位置を占めていないという人もいる。
2015年1月に成人式をむかえる、日本全国の独身男女600名を対象として株式会社オーネットが行った調査結果で、ある事実明らかになった。
「誰とも交際したことがない」…男性50.0%、女性45.7%
「交際相手がほしい」…全体62.6%
(楽天O-net「ニュースリリース」:
http://onet.rakuten.co.jp/company/release/2015/20150105.html)
「交際相手がほしい」という答えた人の割合は、過去最低を記録したという。2000年の調査では、これが90%だったというのだから驚きだ。
20歳のときなんて、恋人が欲しくて欲しくてたまらないぜ!という気持ちだったが、時代は移り変わるのだなあとしみじみ。
<ゆとり世代の特徴は?>
・仕事への出世欲、熱意は少ない
・自分の趣味を大切にし、自分のペースで生活がしたい
・言われたことしかやらない
・注意されるとすぐめげる
・上司との酒はきっぱり断る
『ゆとり世代 特徴』でググってみると、大体こんな感じの言葉がでてくる。
かくいう私も一応ゆとり世代だったりするのだが、この特徴に対しては当たってるなあと思うばかり。
あ、もちろん個人差はあると思う。ただ、上記ざっとあげた5点について、とりあえず私にはぴったり当てはまっている。
そして、悪いことだとは全く思わないし、むしろみんなこうでいいんじゃね?とすら感じる。
「言われたことしかやらない」に関しては、「仕事への熱意が少ない」というところとつながっているためだと思う。熱意を持ってやっている趣味の活動に関しては、自ら積極的に動く人が多いのではないだろうか。
興味のない仕事に一生懸命になれないのも、好きな趣味を大事にしてマイペースに生きたいというのも、必要最低限の義務だけこなしたいと思うのも、怒られると悲しくなるのも、好きじゃない上司と飲みに行って自分の時間を潰したくないのも、当たり前の感情だしなんて人間的で素直なのだろうと思う。
むしろ、そういうところで仮面をかぶって笑顔でやりたくないことをやってるやつのほうが信用ならないし機械的で可哀想だ。
だから私は自分のことが好きだ。不器用でもゆとり乙でも何もできないやつだと思われていても、自分の気持ちに正直と生きていきたいと思っている。へこんだり鬱になることもいっぱいあるけど。。
まあ恋愛においては今回のアンケートと違い、成人した頃は周りにもたくさんカップルがいたので、焦って「作らなきゃ!」と思っていた気がする。
そうでもない、という人が増えたということは、私が抱えていた妙な焦りなども今はないということだから、良いことなのかもしれない。
なんていうかみんな、もっとゆるく、軽い気持ちで楽しく生きて行っていいんじゃないかと思う。
自分のペースで生きて、恋人が欲しくなったら作って、いらないときは違うことを楽しめばいい。そんな感じになってきたのかな、とちょっと嬉しくもなったりする。