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返金可能?美容院にクレームをつけてみたら、罪悪感しか残らなかった件

公開日: : 最終更新日:2019/05/27 コラム

 

んにちは、ぶきっちょです。

今日のブログはちょい長めです。

 

髪色が明るすぎて友人達に、

「ヤンキーみたいだよ?(いい歳して)」

と言われる私は、ちょっと髪が伸びるとすぐプリンが目立ってしまう(暗めの色にしても、すぐ抜けて明るくなってしまうのだ)。

 とはいえ髪の毛が細くて猫っ毛なため、痛ませすぎないためにカラーは2ヶ月~3ヵ月は間をおくようにしている。

 

そんな私に、またリタッチをしなければならない時期がやってきた。

 前回カット・カラーをしてもらった美容院は初めて行ったところだったが、担当してくれたオーナーがとても感じが良く、上手だったためまたそこに行くことにした。

 

まさか、こんなことになるとは知らずに。

 

満足感でいっぱいだったカラー当日

 休日の夕方頃予約し、プリンを直して心機一転しようと意気揚々と美容院へ行った。

担当してくれたのは、今回は真面目そうなお兄さん。

 

基本的にコミュ障な私は、美容院で施術してもらっている間に話すのが苦手だ。

 テンションが高い日だったり、担当の人が積極的に話しかけてこない限り、黙って漫画や雑誌を読む。

 

今回のお兄さんも必要最低限の話しか振ってこなかったため、気負うこともなくリラックスしてカットもカラー(リタッチ)も任せることができた。

 カラー後のシャンプーがゴシゴシ強い力で洗われたのが少し嫌だったが、それ意外は特に気になることはなかった。

 

この時点では。

 

カラー当日の夜の違和感

シャンプーしてもらったし、カラーした当日は頭を洗わない方が良いと言われていたので、その日はそのままシャンプーせず過ごしていた。

 

ただずっと、頭皮に違和感があった。

 なんだか突っ張っているような、ちょっとヒリヒリするような。

 

今までヘアカラーをした後、こんな感じになることがなかったため少し気になったが、疲れていたこともありその日はそのまま寝てしまった。

 

翌日に事件発生

次の日も休みを取っていたため、昼頃までボーっとYoutubeを見ていた。

ふと、

 

「なんか頭痒いなー」

 

と思って頭を掻き、何の気なしにその手を見たとき。

 

なんと、爪の間が真っ黒になっていた。

 

「!!!???」

 

一瞬何が起きたのかわからず、

 

違うでもう一度頭を掻く。

 

「!!!!!!」

 

こちらの爪の間も真っ黒。

 

そう、カラー剤が落としきれておらず、残っていたのだ。

 

どうすれば良いかわからずパニックになった私は、Google先生に「美容院 カラー 爪が黒く」とかで検索を頼み、「その場合はとにかく早く洗った方が良い」という答えにたどり着いた。そりゃそうか。

 すかさずシャワーに行き、爪が黒くならなくなるまでよく頭を洗ったのだった。

 

異変は数日後

 再度頭を洗った後も、頭皮の突っ張った感覚は取れなかった。

でももうできることもないし、と思い、頭皮に気を遣いながらも過ごしていた。

 

が。

 

数日後、大きな異変が起こる。

 

シャワー後に髪を乾かしていると、雪が降って来たのだ。

 

そう、フケである。

 あまりに大量に降ってくるので、

 

「わー吹雪みたい♪」

 

とか謎のスイッチが入ってしまったほどだ。

 散々雪を降らせながら髪を乾かし終えた私は、改めてGoogle先生に聞いてみる。

 

どうやらヘアカラーをきっかけに、頭皮の状態が悪くなり、痒くなったりフケが出てしまったりすることがあるという。

 酷い症状の時は、ちゃんと皮膚科を受診した方が良いらしい。

 

安くない美容院代を払い、カラーリングをして、頭皮を痛めて、痒くてフケが大量に出て皮膚科に受診するって…

 

私、何やってるんだろう。

 

と、真剣に空しくなったアラサー冬の夜。

 

美容院に文句を言う?言わない?

 痒みとフケは数日経っても治まらず、私の頭皮への心配は募るばかりだった。

念のため週末に皮膚科に行こうと決意する。

それにしても、シャンプーのときにカラー剤をちゃんと落としてくれないのは困る。

 

担当してくれた彼は、いつもあんな感じに雑にゴシゴシやって(今となってはそう思えてしまう)、ちゃんと全て落とし終えないまま施術をしているのだろうか?

 

放っておいたら他のお客さんも同じ状態になってしまうのではないか?

 

と、自分の不満と苛々を謎の正義感に転換したりしながら、ひとり悶々としていた。

 

友人のひとりにその話をしたら、

 

「そんなの私だったら、電話して返金と病院代請求するけど」

 

と、きっぱり。

 

その考えはなかった。

 

いや、あったけど。

 

正確には、泣き寝入りは悔しいので電話でオーナーに一連の出来事を話そうとは思っていたが、返金までは考えていなかった。

 

病院代までは別にいらないが、リタッチ代だけでも返してもらうことはできるのだろうか?

 

返してもらえれば、そのお金で皮膚科に行けば良いわけだ。

 

ダメ元で、聞いてみるか。

そう思った。

 

美容院に電話したら、まさかの神対応

 ドキドキしながら美容院へ電話。

 

オーナー(女性)が出た。

 

名前を名乗り、一連の出来事を正直に話す。

 

オーナーは、

 

「あら~、そうだったんですね…。申し訳ないです…」

 

と親身に聞いてくれる。

 

ぶきっちょ「それで、、、リタッチ代だけ返金してもらうことは可能だったりするのでしょうか…?」

とおずおずと切り出した。

 

正直、半々だと思っていた。

 

シャンプーが不完全でカラー剤が残っていたことで、頭皮に余計な刺激を与えたことは事実だ。でも、それだけがこの大量の吹雪の原因とは限らない。

 

ただ、返金が無理でも頭皮のケアをしてもらえるとか、そういった対応をしてもらえればいいなーとは思っていた。

 

しかし。

 

 「はい、それはもう。返金させていただきますし、担当にも注意しておきます」

 

と即答。さらには、

 

「本当はお伺いするのが筋だとは思うのですが、どういった形でのご返金がよろしいでしょうか?」

 

と言ってくれる。

 

もうこの時点で私の心の中には、

 

「頭が痒くて雪が降ってくるせいで黒い服が着られなくなった・・・」

 

という恨みの念は、ほとんど残っていなかった。

 

後日談

 結局、翌日お店に伺って返金をしてもらった。

オーナーはそのとき不在で、まさかの担当者その人に直接返金してもらう、という気まずい状態にはなったが、誠実に対応していただいた。

 

しかも、まさかの全額返金。

 

「カットは本当に良かったので、リタッチ代だけで大丈夫です」

と言ったのだが、

「いえ、今回は…」

と全部返してくれたのだ。

 

極めつけは、

「これを差し上げますので、治った後に使ってみてください」

と、なんだか良い匂いのトリートメントまでいただいた。

 

お店を出る時には、もはや心の中は申し訳なさでいっぱいになってしまった。。。

 

クレームをつけて思ったこと

 今回の美容院は本当に良いところで、誠実に対応してくれたことで私の中の悔しさとか、恨みとか、わだかまりはすっかりなくなった(痒みとフケは残った)。

 

でも、お店側の立場に立って考えてみると、「悪いことをしたな」という気持ちが湧いてくる。

 

人間だからミスをするのは当たり前だし、私だって仕事でいっぱいミスをする。

今回のクレームで私は、1人のスタッフのミスを責め、その日の客1人分の売り上げをなくさせてしまった。

個人経営のお店だから、客1人分でも大事な売り上げの一部のはずだ。

 お店側からしたら、お客さんから返金を要求されたら、返す義務はないにしても何かしら対応をしなければならない。

口コミや評判は大事な集客源のひとつのため、お客さんひとりひとりの満足度を考えて仕事をする必要がある。

かなりストレスフルだし、気を遣うはずだ。

 

そんな中、私の話をちゃんと聞いて対応してくれたオーナーの方にはとても感謝している。

それにしても今これを書きながら、「ああやっぱり申し訳なかった…」という気持ちが拭えない。

 

事実を伝えるだけで良かったんじゃないか?

返金までしてもらう必要はあったのか?

でも返金してくれるって言ってくれたんだから別にいいじゃない?

そうやって対応してもらえなかったら、どうせ今頃まだ苛々してたわけだし。

どうせ皮膚科行くんだから、返金してもらえて良かったって素直に思えばいいじゃん。

 

とかなんとか、色々な考えが頭をめぐる。

 

頑張ってまとめる

 接客業・サービス業は、本当に大変だ。

私は「お客様」という言葉が大嫌いで、「お客様」っていうんだったら店員さんのことも「店員様」って呼ばないとおかしいでしょ、と本気で思っている。

サービスを与える側と、サービスをお金で買う側は対等な立場であり、「お客様は神様です」なんて言いだすからつけあがるアホな客が出てくるのだ。

  

…私も気を付けたいと思う。

  

ただ、この美容院のようにお客さん一人ひとりに対する誠実な対応が、そのお店の継続や繁栄につながっていくのだろうとも思った。

 

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