ニートだけどメニエール病になって「ストレス溜めないでね」と言われた話

 

こんにちは。

アレルギーが原因と思われる扁桃腺炎がようやく治ったと思ったら、「今度はメニエールかよ!」なぶきっちょです。

最近療養ばかりで、

「私は一体何をしているんだろう…」

と落ち込みつつも、リアルなアラサーニートの現実をお届けしようと思う。

メニエール病ってなによ?

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メニエール病は、耳の奥にある内耳が「内リンパ水腫」という水ぶくれ状態になることで起こる病気だ。

症状としては、難聴・回転性の眩暈・耳鳴り・耳の閉塞感が起きる。

私の場合、朝起きたら急に耳が詰まった感じになっていて、周りの声や自分の声がガンガン頭に響いてくる状態だった。

わかりやすく言うと、新幹線でトンネルに入ったときや、飛行機の中で感じるあの耳が詰まった感じ。

それがずっと続いていて、あとはなんか眩暈もするし、関係ないかもしれないがとにかく体がだるくて眠いのだった。

かかりつけの耳鼻科に行くと、「ここじゃ治せないね」

私は高校の時に騒音性難聴(狭いライブハウスに行ったことで発症)を患ったことがあるため、耳の病気は早めの治療が肝心、ということは知っていた。

当日は日曜だったため、月曜の朝にかかりつけの耳鼻科へ向かった(最近耳鼻科ばっかり行ってるな)。

聴力検査を終えた私に、先生が一言。

「突発性難聴だね。結論から言うと、程度が酷いから、ここじゃなくて大きな病院に行った方が良いね

がーん。

がーん。

がーん。

結構ショックだった。

早く薬飲めば治るのかなー、くらいに思っていた。

「時間との戦いだからね。明後日からGWに入っちゃうから、早く行った方が良い」

呆然とする私をよそに、先生がそう続けた。

総合病院で再検査

ショック受けてる場合ではないので、紹介状を書いてもらってそのまますぐに近くの総合病院へ行った。

GW前なので人の多さが半端ない。

なぜこのタイミングで不調になるんだ、私の耳よ…。と思いつつも、GW中に発症しなくて良かった、とも感じる。

2時間くらい待ってやっと呼ばれ、再度聴力検査。

で、総合病院の先生の結論。

「メニエール病ですね。突発性難聴とも似てるんだけど、眩暈のことも考えるとね」

「はあ」 ←病院はしごで疲れて気力ない。。

「左耳の低音が聞こえてないね。強めのクスリを出すので、ちゃんと飲んで、また来週来て」

「はあ」

「仕事が忙しかったりする?」

「いえ、別に(基本ニートだし…)」

「とにかく、ストレスを溜めないようにしてね」

「はあ」

ニートにストレスはあるのか

メニエール病について調べてみると、原因は特定できないことが多いのだが、ストレスや睡眠不足、疲労が激しいときにかかりやすくなるらしい。

思わず、自分の生活を振り返る。

週5・週6で働いていたときならいざしらず、4月から晴れてニートになった私にストレスはあったのだろうか。

たしかに住環境の変化はあったし、ニートといえど軽くリモートワークも始めた。

そして、田舎暮らしでは避けて通れない虫たちとの闘い、ハウスダストアレルギーとの闘いは継続中だ。

特に大きな負担は感じず、当たり前のようにこなしているつもりだったが、実はストレスになっていたのだろうか。

意外とか弱いぞ、私。

正直、これまでの経験から環境への適応力には自信があったので、結構ショックだった。

アラサーにもなるのに、私はまだ「マイペース」が掴めていないのだろうか。

アラサーニートの無気力感

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立て続けに身体の調子を崩すと、精神的にも結構厳しくなってくる。

左耳は相変わらず籠った感じで、人に話し掛けられるとボワンボワン響くので苦痛を感じる。

低い音でゴーゴーという耳鳴りも続いている。

クスリを飲んでいたら必ず治る!という病気でもないようなので(改善しなかったり、改善しても部分的に後遺症が残ることもあるらしい)、先行きにも不安を感じ、なんだか色んなことを楽しむ気力がなくなってしまった。

「せっかく新しいことを頑張ろうとしているのに、なんでこうなる…」

という、いわゆる「拗ねた」状態である。ちーん。

こういう時は、冷静に広い視野で物事を考えることができず、全てのネガティブな部分にしか焦点を当てられない。

経験上、この「拗ねた」状態はそんなに長く続かないとわかっているので、「そろそろ動かないと」と復活するまで、大人しくゆるゆるしていようと思う。

まとめ

この左耳の状態は、結構辛い。

イライラするし、「このままだったらどうしよう」という不安も大きい。

とはいえ、今はできることをするしかないわけで。

冷静に思い返せば、去年の12月のあの日に、私の人生は一度区切りがついていた。

あのとき友人に電話で相談をして、休職という道を選択しなかったら、私は今存在すらしていないかもしれないのだ。

ということは、今は人生のボーナス期間なわけだ。

なんか色々難しいけど、とりあえず生きている。

相変わらず不安や焦燥感に襲われがちだが、これはなかったはずのボーナス期間なんだから、もっと気楽にやって良いんじゃないだろうか。

そう思うと少しだけ、心が軽くなる。

結論

ニートになっても、ストレスは溜まるらしい。

全国の無自覚なニート達は、ぜひ気を付けて欲しいと思う。