こんにちは、ぶきっちょです。
突然ですが、
「あれ、なんか気分が冴えないな」
「なんか楽しくないな」
「なんか会社行きたくないな」
っていうこと、ありますよね?
で、そういう状態が何日か続くと、
「なんか疲れたし休みたいな」
「週末しっかり休んだのに、おかしいな」
「でも…周りもみんな頑張ってるのに休みづらい…」
となり、
「もしかして、うつ病ってやつかな?いや、ただの甘えかもしれない…」
とか悩み始めたりします。
そんなあなたに強く言いたいことはただ一つ。
さっさと休め!(突然の命令口調)
目次
ぶきっちょの体験談
私の場合は、
「なんだか会社に行きたくないな…」
という気持ちは特になかった。
しかし、
「行くのが面倒くさいな…」
という気持ちがあった。
そんなの皆そうだよ!という声が聞こえてきそうだが、まあ聞いてほしい。
このときは、「面倒くさいな…」と思いつつもちゃんと勤務していたのだ。
頑張って勤務してたら思考停止したの巻
ダルいダルいと思いながらも勤務を続け、数週間経ったとある金曜日。
「さて、仕事するか…」
とパソコンを立ち上げた私。
「…?」
目の前にはやるべき仕事が確かにあるのだが、何も考えられない。
というか、何も考える気がしない。
あれ、私何でこんなことしてるんだっけ…?
面白いくらいやる気しないわ、なんだコレ。
いやいや、やらないとダメでしょ。
でもなんか、どうでもいいなもう…。
こんな感じの思考をぐるぐる巡らせていたら、涙が溢れてきた。
結局その日、トイレに行ったり戻ったりを繰り返すだけでほとんど仕事にならなかった。
人生で最悪の土日
仕事が進まなかったが金曜という日をなんとか耐え、その後の土日はスケジュールを全部キャンセルして家に引きこもった。
罪悪感祭りの始まりである。
あんなに仕事できていないのに給料もらってるなんて申し訳ない…辞めるべきだ…。
スケジュールをドタキャンするなんて最低だ…見放されたに違いない…。
自分がいない方が物事はスムーズに進んで周りも喜ぶに違いない…。
「~すべきだ」「~に違いない」という断定的なマイナス思考で、頭の中が埋め尽くされていった。
こうなるともう、冷静に自分の状態なんて把握はできない。
こういう時に取った行動というのは、あとから振り返ると、どれほど早まったものであるかは明らかだ。
しかし、その時は「それしかない」と思い込んでしまうからタチが悪い。
知人がくれた新たな選択肢
散々苦しんだ挙句、私は泣きながら信頼できる知人に電話をかけた。
そして現状を話し、マイナス思考の中身(これは甘えてるだけだと思う、自分よりもっと頑張っている人はいるのに)というような話を1時間近くぶちまけた。
すると知人が、
「今は、何をするにも冷静に判断できる精神状態じゃないよ。一度、ゆっくり休んだ方が良い」
と言ってくれた。
ここで初めて、
そうか、今は正常な精神状態じゃないのか。
何も考えなくて良いのか。
休むだけで良いのか。
という、新たな選択肢ができたのだ。
こじらせる前にさっさと休んで欲しい2つの理由
何がうつ病で何が甘えなのか、という議論はネット上でされ尽くされており、答えも様々なのが現状だ。
私はとにかく、
うつ病だろうが甘えだろうがどっちでも良いから、自分を大事にすることを考えて欲しい。
理由は以下の通りだ。
①本当に甘えてる人は、「これって甘え?」とか悩まない
そもそも、甘えている人はちょっと疲れたら悩まず休むんじゃないだろうか。
「休みたいけど…甘えかな?」とか悩んでいる時点で、うつ病ではないにしても、真面目に頑張っている人であることに間違いないと思う。
甘えたくないから頑張るのは個人の自由だが、自分に厳しすぎてこじらせないように気を付けて欲しい。
②甘えであったとしても、状態が回復するならそれで良い
結局甘えだったとしても、苦しんでいる状態を一度脱出することが大切だと思う。
やる気がでない。
苛々する。
仕事の進みが遅い。
集中できない…。
そんな不安定な状態でだらだら頑張られるより、休んで回復してくれた方が周りにとっても良いはずだ。
何より、自分にとって。
まとめ
長い人生、たまには甘えたって良い。
大人だって人間で、完璧ではない。
まずは自分を大事に。
そして、それから初めて他の人を支えたりできる。
もし「甘えてはいけない」と少し息苦しくなっている人がいたら、この記事を読んで肩の力を抜いてもらえたら幸いだ。