こんにちは。
2週間のバンクーバー旅行も終盤戦のぶきっちょです。
私はリアル脱出ゲームが結構好きで、東京で3回くらい挑戦したことがある。(過去記事:『1人参加もあり?リアル脱出ゲームに参加したら友達ができた話』)
何が面白いって、時間に追われながらもチームで試行錯誤していくあの感じがたまらないのだ。
そして今回。
なんとここ、バンクーバーにもリアル脱出ゲームがあることが発覚。
これは行くしかない!ということで、現在同じくバンクーバーに旅行に来ている友人を誘って行くことにしたのだった。
出XITとは?
調べてみると、バンクーバー周辺だけでもリアル脱出ゲームを開催している会社は何個かあるようだ。
その中でも街を歩いていてたまたま見つけたのが、この『出XIT』という名前のリアル脱出ゲームの店舗。
EXITの「E」と「出」という文字を掛けているようだが、読み方がよくわからない。デグジット?それともそのままエグジット?
…まあいいや。
どうやら出XITはカナダ国内でも一番大きいリアル脱出ゲームのチェーンらしい。
BC州だけで8店舗もあるようだ。
見た目お化け屋敷だけど、大丈夫?
バンクーバーから電車で20分くらい行ったBridgeport Stationのすぐ近くに、それはあった。
建物はこんな感じなのだが…
入口に入ると…
…奥にお化けいるじゃん。。
え?これ怖いやつ…?
と思いつつ周りを見渡すと、他にも剣やらドラゴンやら色々いる。
この統一感の無いごちゃ混ぜ感が何とも言えない。
墓地からの脱出!参加者は2人だけ!
ゲームは何種類かあり、その中から選べるようになっている。
私たちは、スタッフに勧められるがまま2番目に簡単なやつを選んだ。(3人以上でないと参加できないものなどもあるため、2人で行った場合の選択肢は少ない)
設定の舞台は、古代中国。
不老不死の秘薬を手に入れた皇帝が、人々を奴隷のように扱い残忍な行いを繰り返していた。
そこで、地下にある墓地に潜り込み、不老不死の薬をゲットして脱出せよ!
という感じのものだった。
「案内するから着いてきて」
と、スタッフから声をかけられたのは私たち2人のみ。
他のお客さんの姿もあったが、このゲームに参加するのはどうやら私たちだけのようだった。
ある部屋の前まで連れていかれ、扉が開かれる。
制限時間は45分。
いよいよ、リアル脱出ゲームが始まった。
とにかく広い!クオリティが高い!
ネタバレになるため詳しい謎解きの内容は伏せるが、印象的なのは施設の広さとセットのクオリティの高さ。
まず動ける範囲が広い。
謎を解いては扉を解除して次の部屋に移って…とどんどん進んでいく形式なのだが、一個一個の部屋も広いし階段を下りることもあった。まるで本当に地下に侵入したような気分だ。すごい。
ヒントを探しに戻るときは、また階段を上がらないといけないのは大変だったが。。
あとはヒントの通りにアイテムを正しい場所に動かし終えると横の扉が開いたり、別のアイテムが落ちてきたり、ちょっとした仕掛けがすごかった。
謎解きの内容もなかなか凝っていて、ちょっとした閃きが必要な物が多く面白い。
どうしても解けない時は、最大2回までスタッフから助言をもらうことができる。
使わないで脱出したかったが、結局終盤で一度使ってしまった。
部屋についているインターフォンで呼び出すと、すごい陽気なスタッフが来てすごい陽気に教えてくれた。
無事に脱出…ならず…。
助言も得られてこのまま脱出できるか!となったものの、残念ながら時間切れ。
ゴールの扉を目の前にして、脱出には失敗してしまった。
感想
他のプレイヤーと協力してやるかと思いきや、身内だけでのゲームとなってしまったが、予想以上のクオリティと臨場感にアドレナリン全開。
バンクーバーに来てこんなに楽しい脱出ゲームを体験できるとは思わなかった。
参加費も一人約30ドルと、日本とあまり変わらない。
リアル脱出ゲームが好きな人は、カナダに来た時に参加してみると面白いかもしれない。