田舎暮らし。
最近目にすることが多くなったこの言葉。
あなたも魅力を感じているだろうか。
また、移住するとしたら何県がいいだろうか。
認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が、2014年田舎暮らし希望地域ランキングを発表した。
トップ3は以下の通り。
1位:山梨県
2位:長野県
3位:岡山県
(『ふるさと回帰支援センター』HP http://www.furusatokaiki.net/27330/ より)
この三県は、毎年安定した人気を誇っているという。移住のためのイベントやセミナーが多く開かれていることが要因のひとつのようだ。
山梨が1位、というのはなんとなく意外だった。山梨出身の友人が、地元にはこれといってパッとしたものはない、とつまらなそうに言っていたのを覚えているので。
でも、都心から地方へ行く人からすれば、そんな素朴な田舎こそが最大の魅力なのかもしれない。東京に出やすいというメリットもある。また、移住にあたってはその土地の雰囲気も大事だが、「その地で何をするか」ということが重要だ。そう、仕事だ。山梨県では求人情報の提供などに力を入れ、移住しやすい環境を作りがされている。
ランキング10位には、福島県や熊本県、静岡県に香川県などの名前が連なっている。
「なるほど、なるほど」と思いながらそれを見ていて、思った。
あれ?沖縄は?
沖縄といえば、移住したい人がたくさんいる!というイメージだったのだが、TOP10に入っていないのだ。意外だった。
かくいう私も、将来は沖縄に住みたいと思っているのである。
このアンケートが、移住相談者やセミナー参加者を対象に行われたものであるため、その場に沖縄県からの代表が来ておらずそもそも沖縄移住希望者が少なかった、ということも考えられる。
山梨県とは異なり、沖縄県は移住のサポートを積極的には行っていないのかもしれない。
でもあの透き通った海、青い空、ゆるーい雰囲気を求めて「移住したい!」と思っている人々はやはり少なくないと思う。
東京に住んでいると、目の前のことにいっぱいいっぱいになりすぎて息苦しくなることが多くある。自分で自分のストレスに気が付かないなんて、恐ろしい環境だと感じる。
そんなときにふと立ち止まり、「いつまでこれをやるのか?」と考えてみることの重要さ。
そして、「いついつまでは続け、そこからはのびのびと違うことをしよう」と思いついたときの心地よさ。
実際に田舎暮らしを始めてからぶつかる壁もあるだろうが、その分楽しさもワクワクも、生きている実感もあるはず。
皆さんもランキングを参考に、移住について考えてみてはいかがだろうか。