こんにちは、ぶきっちょです。
会社を休職し、このままニート街道に突入予定の私。
その前にニート仲間が欲しい!ということで、『ニート祭り2017』に参加してみた。
ニート祭りとは?
認定NPO法人ニュースタート事務局が主催のイベントで、2月10日(ニートの日)に開催される。
第11回目となる今回のタイトルは、「ニート祭り2017 ~あくせく働かない、その先の幸せ。~」。
ゲストに日本一有名なニートphaさんと、山奥ニートの葉梨はじめさんを呼んでトークライブなどが行われた。
規模は?
全体で50~60人ほどが参加していて、男女比は8:2くらい。
どんな人が参加するのか?
イベントのあとの懇親会にも参加し、他の参加者とも少し話すことができたが、彼らは大学生や社会人。
たぶんニートの人もいたと思うが、残念ながら今回はニート仲間を見つけることはできなかった。
しかし、参加者は「ニート期間があった」人や、「今は働いているが、ニートという生き方も選択肢に入れておきたい」という考えを持っている人が多かったように思う。
やっぱりphaさんが好き
会社員生活でちょくちょくメンタルをやられていた私のバイブル『ニートの歩き方』の著者、phaさん。
良い学校を出て、良い会社に就職し、結婚して子供産んで、マイホームを買って…という一般的に幸せと言われているモデルケースに対し、「それができて幸せだと思うならそれでいいと思うし、自分は別にそういうのはいいから今の生活(収入が少なくても、気ままにのんびり過ごせる生活)が幸せ」という姿勢の彼。
トークライブでもその考え方の軸はブレていなくて、聞いていてとても楽しかった。
異なる価値観や考え方を「それでも全然いいと思う」と受け入れつつ、「でも自分はこれがいい」という軸のあるゆるさが、phaさんの大きな魅力のひとつだ。
生き方の選択肢は色々ある
ニート祭りは、「みんなもニートになろうぜ!」みたいなイベントではない。
「色んな生き方があるし、そんなに肩肘張らずに自分のペースで良いんじゃない?」という考えを改めて教わった気がした。
山奥ニートの葉梨さんのように、廃校や空き家だった場所に住んで、ほぼお金をかけずに自給自足のような生活をするのもありだし、phaさんのようにシェアハウスを作って、最低限必要なバイトをしながらのんびり暮らすのもありなのだ。
なぜか湧き上がる働きたい気持ち
私は天邪鬼なのだろうか。
いや、違う境地に立っただけなのかもしれない。
「仕事なんてつまらなくて当たり前だけど、必死に働かないと生きていけないよ!」
と言われると全力で逃げたくなるのだが、
「ちょっとだけ働いて、のんびり過ごす方法だってあるんだよ」
と言われると、なんだか…
安心して働ける気がするのだ。
たぶん、こういう気持ちになるのは私だけではないと思う。
「働く」ということについての見方が変わるだけで、心に余裕ができる。
でも、やりたいことをやりたい
働きたくなった、と言っても、これからは自分が一生懸命になれる仕事がしたい。
「うわー、定時までまだ3時間もある…」という消化試合みたいな感覚で働くのではなく、色んな人と触れ合って、刺激を与えたりもらったりして、それを通して視野を広げていけるような働き方をしたい。
そのために、どんどん動いて、自分の頭で考えることを止めないようにしないとな、と思う。
まあ、疲れたら休むけど。
まとめ
今やっている仕事が嫌になったり、少し休みが必要だと感じたり、焦りばかりで何をするべきかわからなくなったり、人間関係で悩んだり。
多かれ少なかれ、誰しもそういう時期がある。
そのときに自分ひとりで抱え込まず、『ニート祭り』のようなイベントに参加してみるのは良い方法だと思う。
実際に行動を起こす起こさないは置いておいて、自分と違う生き方をしている人の話は、何かしら良い刺激を与えてくれる。