停電だけどブレーカー落ちてない?原因わからずあたふたした話

こんにちは、ぶきっちょです。

今朝は久しぶりに早起き(6時起き)をして、部屋の電気と暖房をつけながら優雅にインターネットを始めた。

今日から俺は!(古い)
規則正しい生活をするぞ!!

しかし数分後。

部屋の電気が切れて真っ暗に。
同時に、エアコンがぷしゅうぅぅ・・・と言いながら停止。

お、停電か?

前にもキッチンの電気製品を稼働させ過ぎて停電になったことがあったので、そこまで驚きはしない。

でも、今そんなに電気いっぱい使ってなくない…?

と不思議に思いつつ、原因探索が始まったのだった。

ブレーカーは落ちていない

私が住んでいるのは2階建てのシェアハウスで、1階がキッチンやリビングと個人部屋1つ、2階に個人部屋が5つある造りになっている。

2階にいる私はすぐに部屋を出て、スマホの懐中電灯機能を使いつつブレーカーを確認。
全部ちゃんとONになっている。

でも、廊下の電気はつかない。

1階のブレーカーも見ようと下に降りると、暗闇の中で早起きの同居人Aがすでに確認作業を行っていた。

私「ブレーカーどう?」
同居人A「異常ないみたい…」
私「ここら一帯が停電だったりするかな?」
同居人A「や、隣の家は電気ついてるんだよね」
私「まじか」

とりあえず自分以外に起きている人がいて安心しつつ、ちょっとした非常事態でワクワクもしていた。

この時は。。

とりあえず電力会社に連絡

自分たちだけでは原因がわからないので、電力会社に電話してみる。

オペレーター「停電の状況を教えていただけますか?」
私「1階と2階の電気がすべて使えない状態です」
オペレーター「ブレーカーは落ちてないんですね?」
私「はい」

そこから色々とやり取りをし…

オペレーター「確認のために現地に向かいますね。1時間くらいで着くと思います」

朝の6時代に電話したにもかかわらず、そんな親切な対応を…!
お礼を言いながら感動していると

オペレーター「原因が不明で、中に入って詳しく調べる場合にはオプションで1万3千円いただくことになりますがよろしいでしょうか」

…まあ、それはもう仕方ないよね。。

電気が使えない!ということ

電力会社の人が来るまで、暗闇で過ごすことになった私と同居人たち。
外は微妙に明るくなってきてはいるが、キッチンとリビングは相変わらずかなり暗い。

テレビも見れないため、充電済みだったパソコンを立ち上げてネットの続きでもやるか…と思いきや。

ルーターに電気がいっていないからネットも繋げないのだ。。ちーん。

「朝ごはん食べるか」
と思ってパンを取り出すも、

トースターも電子レンジも使えないのだ。。どーん。

そこで同居人Bが「なんか暗くね?」と言いながら起きてきた。
これまでの経緯を説明する。

B「あー、じゃあ冷蔵庫と冷凍庫の中がやばいね」
私「はっ、そうだね」

同居人Cも「なんか寒くね?」と言いながら起きてきた。
これまでの経緯を説明する。

C「じゃあもしかして、シャワー使えない?お湯でないよね?」
私「はっ、そうだね」

電気がないと本当に色々できないんだな、と思っていると、同居人Bが器用にフライパンでパンを焼きだした(シャレではない)。
水道とガスは使えるのだ。
パンには美味しそうな焦げ目がつき、バターの良い香りがリビングに広がる。

「私もそうしよう!」
と言いながら、隣のコンロで真似をしてみる。

しかし。
火加減を間違えたのか、暗すぎてパンの様子が見えなったせいか、

真っ黒焦げに。。。

同居人Dが「なんか臭くね?」と言いながら起きてきた。
臭いには触れずにこれまでの経緯を説明した。

イケメンのお兄さん登場

ikemen

同居人Bに分けてもらったパンを食べていると、チャイムが鳴った。

ドアを開けると、電力会社のお兄さん(イケメン)が。
「朝早くからご馳走様です!ありがとうございます!」と言いながら、早速ブレーカーを見てもらう。

お兄さん「うーん。確かに電気が通ってなさそうですね」

私「そうですか。そんなことより彼女はいるんですか?

お兄さん「ちょっと大もとのブレーカーを見てきますね」

そう言って彼は、再び外へ出ていった。

あっという間に解決!原因は?

お兄さんが外に出ていってすぐ、1階の電気がついた。

私&同居人ABCD「早!すげー!!」

1階に関しては、すべての電気が使えるようになった。
しかし、問題は2階だった。

2階のブレーカーのスイッチは6個あるのだが、お兄さんの手によって5個がON、1個だけOFFにされている。

お兄さん「2階で、どこか電気がつかない部屋があるはずです」

すぐ部屋に戻り、暖房や電気をつけてみると・・・ついた!!

私「私の部屋はつきました」

お兄さん「コンセントも使えます?あと、他の部屋はどうですか?」

聞かれるがままに、同居人総出で確認。

結果、1部屋だけ電気がまだつかないことがわかった。

私「原因は何なんですかね?」

お兄さん「漏電ですね。今電気がついてない部屋を通る配線が、漏電している可能性が高いです。詳しいことは、電気工事会社さんに頼んで調べてもらうしかないですね」

アンペアブレーカーと安全ブレーカー、漏電ブレーカー

原因がわかったところで、さっきお兄さんがどうやって電気を戻したのかを聞いてみた。

どうやら、外にある大もとのブレーカーには「漏電ブレーカー」というものがついており、
家の中で漏電箇所があると、安全のために落ちるようになっているという。

これは、家の中にあるブレーカー(アンペアブレーカー、安全ブレーカー)とは異なるものだ。
アンペアブレーカーは、電力会社と契約している電気の使用量が超えたときに落ちるもの。安全ブレーカーは家の各部屋への電気供給を行う複数のブレーカーのことで、対応する部屋で一定以上の量の電流が流れると、個別で落ちて、その部屋の電気が止まる様になっている。

さっき外でお兄さんが確認をしたとき、この漏電ブレーカーが落ちていたらしい。

しかし、漏電ブレーカーを手動であげたとしても、漏電箇所がある限りまた落ちてしまう。
そこで、漏電している箇所だけ電気がいかないよう安全ブレーカーのスイッチをOFFにしておいて、他の部屋はONにすることで対応してくれたらしい。

その説明を、外にあるブレーカーの前でしてくれた後、イケメンのお兄さんは颯爽と去って行ったのだった(オプション料金は払った)。

まとめ

今回の出来事でショックだったのは、よく見るとお兄さんの薬指に指輪があったこと自分が、電気がないと満足にトーストも作れなかったことだ。

普段は何も考えてないが、電気があるからできることがいっぱいある。

一方で、電気がなかったら不便ではあるが、色々と生活に工夫が生まれてきそうだとも思う。

電気はあったらあったで有り難く使うが、なかったらなかったで慌てずに、上手に工夫して生活できるようになりたい。

 

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