こんにちは、プロニートのぶきっちょです。プロシュートではありません。
実は最近また、ゆるゆると求職活動を行っている。
前回と同じ轍を踏まない様に(参考:『内定承諾後に、入社辞退してしまったアラサーニートの話。』)、以下のことを肝に銘じながら再出発したのだ。
- やりたい仕事の軸をブラさない
- 焦らない
- 無駄に背伸びしない
- 自分が納得するまでやる
この4つを心に留め、「誰かを精神的にサポートする仕事」に当てはまる求人を探していたところ、「ここなら自分の経験・スキルが活かせるし、やりがいも十分なのでは」と思える業界を発見した。
今回は、その業界の会社に応募したものの落とされて、諦めきれず再挑戦した話を書こうと思う。
目次
同じ業界で、3社に応募
いいな!と感じた業界の中から、募集がかかっていた会社3社に応募をした。
まず書類選考は、どれも通過。
これは余談だが、履歴書を手書きじゃなく全てパソコンで作成するようにしてから、書類選考の通過率が跳ね上がった。
「昔ながらの会社だとうるさいから、履歴書は手書きが無難」という情報を信じて、以前は頑張って手書きで書いていたのだが、今と比べると通過率の悪さが半端なかった。
原因はわかっている。
私は絶望的に字が汚いのだ。
別に雑に書いているつもりはないのだが、それを見た友人に、
「小6男子みたいな字だね☆」
と言われるレベルである。
そこで、自分は字が下手くそだと感じている求職中の人たちに言いたい。
無理して手書きで対処するより、パソコンで作っちゃった方が通ることもあるよ!
面接を進んでいく中で、第一志望が固まる
面接は自分が選ばれるためだけの場ではなく、自分が会社を選ぶための場でもある。
まさに、お見合いと同じだと思う。
私が3社とお見合いをしていく中で、飛びぬけてイケメンな会社が1社あった。
完全に第一志望だ。
仮にこれをAさんとし、他をB、Cさんと呼ぶ。
Aさん:イケメン、積極的、優しい、程よい距離感、安定感
Bさん:雰囲気イケメン、積極的、熱い、距離感近すぎ、不安定感
Cさん:フツメン、真面目、ビジネスライク、程よい距離感、ミステリアス
BさんとCさんにももちろん魅力はあるのだが、Aさんの男前さの前では無力も同然だった(何の話をしてるんだか)。
やがてBさんとCさんからは前向きなお話をいただいたのだが、私は惚れこんでしまったAさん一人に絞ってお見合いを続けることに。
第一志望一筋でいくも、残念な結果に…
最終的に第一志望の1社に絞り、面接を受けたものの、結果は不採用。
結果のメールを受け取ったときのショックといったら、悲しい!とかではなく思わず無感情になるレベル。
「ダメ…だったか…」
と思いながら、とりあえずお風呂に入りながら考えた。
「もう一度面接をお願いしてみたら、どうなるだろう?」
そのお願いを会社側がどう受け取るかは、大きく分けて2パターン考えられる。
1.「再度の選考をお願いしてくるとは、熱意のある人だ!」
2.「選考をしてちゃんと検討した結果なんだから、お願いしてくるなよ…こっちだって忙しいんだよ…」
パターン2になった場合は大変申し訳ない限りなのだが、とりあえずその時思ったことはただひとつ。
「どうせこのままでもダメなんだから、諦めきれないならやってみれば良くない?」
私はダメ元でやってみることが嫌いではない。
OKだったら「ラッキー!」となるし、ダメだったら「やっぱりダメだった」となるだけだ。
あまりに相手に迷惑がかかる、というものでなければ、基本的には可能性が0近くでもやってみれば良いと思っている。
ダメ元で再選考をお願いし、OKをもらう
思い立ったが吉日!
とはいえ、さすがに不採用メールをもらった当日にお願いするのも微妙な気がしたので、翌日行動に移した。
送ったメールの内容は簡潔で、
1.選考へのお礼と、再選考のお願い
2.お願いの理由(その会社への思い)
3.無理なお願いをしていることの謝罪、可能であれば再選考を検討してもらいたい旨を念押し
こんな感じだった気がする。
基本的に相手からしたら迷惑な行為であると思うので(仕事が増えるだけのため)、それを意識したうえで作成した。
正直、9割方無理だろうと思っていた。
しかし数日後、
「熱意が伝わってきたため、検討します」
という旨の返信が届き、最終的に再面接をしてもらえることになったのだ。
今回は小さい企業で、人材選びをとても慎重に行っているところだったため、こうした対応をしてくれたのかもしれない。
なんて良い会社なんだ…やはり私の見る目は間違っていなかった。
などと激しく感動してしまった。
ありがたい再選考!敗者復活、なるか?
こうして再度面接をさせてもらえることになった私。
それから2回に渡る面談(計:3時間くらい)を経て、無事に…
…
……
………
…………
落ちました!!(ちーん)
短期間に第一志望から2度落とされるという、類まれな経験をした29の冬。
(2度目の不採用メールをもらったときは、「(会社に)たくさん時間を割かせた結果がコレww」という、もはや申し訳ない気持ちしかなかった…)
まとめ
結果は申し訳ない感じになったわけだが、奇跡的に機会をもらえた+2回の面接で、自分の適性と会社が本当に求めていることとのミスマッチを発見できた。
また、志望する業界を再考してみるきっかけにもなった。
自分が得意なことと、求められていることがあまりにも違い過ぎる場合、入社したとしても良い結果にはなり辛い。
募集内容や表面的な仕事内容の説明からは、発見できないことがある。
だからこそ、それを面接の中でお互いに探り合い、良い相手を見つけることが大切なんだなと実感した。
もし就活・転職中で「第一志望に落とされたが諦めきれない…」という人がいたら、ダメ元で再挑戦してみるのもアリかもしれない。
結果はどうであれ、より納得し、気持ちの切り替えができることは間違いない。