こんにちは。
2017年3月にニートデビューし、2018年1月に卒業したぶきっちょです。
ニートデビューに際して参加してみた2017年のニート祭りでは、「ニートでもいいじゃない。っていうか自分のやりたい感じにしていればいいじゃない」というゆるくて良い感じの感性に触れ、逆に働きたくなった思い出がある。(関連記事:休職中のアラサー女が『ニート祭り』に参加したら、意外にも働きたくなった話)
今回は、ニートを卒業して1年が過ぎた私がニート祭り2019に参加して感じたことを軽くまとめてみようと思う。
*ニート祭りというのは、毎年2月10日(ニートの日)に開かれる、ニート的気質を持った人たちのための祭典である。
いろんな考え、主張の中でも自分と合っているものを選ぶ
ニート祭りの登壇者の方々(ニート経験者やNEET株式会社発起人、山奥でニート生活をしている人など様々登場した)に共通していると感じたのは、「いろんな考えがあって当たり前だよね。だからその中で、生きやすい考えの場所にいた方が良いよね」ということだ。
いやもう本当にその通りだと思う。
自分が嫌だと思う考えが蔓延している場所で頑張ろうとしたって、そもそもモチベーションが湧かない。無理やり頑張ろうとしても、モチベーションがないのだから上手くいかない。結果、「私はダメなやつなんだ。みんな頑張ってるのに頑張れない」みたいな勘違いをして心を病む。私だ。
病んだので思い切って場所を変えたら、自分が好きな考え方をしている人たちと知り合い、その繋がりから自分が好きな考え方に近い職場を見つけた。
Bestではないが、much betterな場所だ。なんとなく英語で言ってみた。
だから好きじゃない場所からは可能な限りさっさと離れた方が良い、というのは真理だ。
ちなみにBestな状態にするには、自分でBestな場所を作ってしまうことだと思う。
まさかの人生はほぼ運!?
トークライブ登壇者の一人で、NEET株式会社の発起人である若新さんが面白い話をしていた。
「実は人生はほとんどが運で決まっている。もちろん努力などの要素もあるが、運が7割だと思う。でもそんなこと学校の先生は教えない。教えたら、勉強なんかしなくなってしまうから」
たしかに学校の先生の立場では、ひたすら「努力は報われる」みたいなことを言わざるを得ないだろうなと納得した。
私の実感的には、人生を左右する要素の中には運が5割、自分の行動が5割あると思っている。
私が今健康的に(たまに病むけど)生きてるのも、好きな人と一緒にいるのも、好きな友達と遊べるのも、日々の生活に楽しさを見いだせているのも、全部自分が行動しているからだと思っている。そして同時に、運が良いからだと思っている。
同じ行動をしたからといって、当たり前だが誰でも同じ結果になるわけではない。
でも行動しなかったら、今の私の状態は確実にない。
繰り返しになるが、病んで会社を辞めたあと、いろんな生き方をしている人がいる集まりに参加したことが、結果として今の職場を見つけたことに繋がっている。
結果としては運が良かったということになるが、その過程は自分が作っているのだと思う。
ちなみに若新さんの考えによると、運を良くするために大事なことは下記の3つらしい。
1. 清潔にすること
2. ニコニコすること
3. 怒らないで素直に謝れること
この3つを実践してみるのは良いことだと思う。
結局、周りにいる人と自分自身というのはお互いにすごく影響を与え合うから、
「こういう人が好きだな」と思う人に自分がなれば、自然と周りにもそういう人が増えるのかなと思う。
まとめ
最近仕事のモチベーションが下がり気味で(周期的なものではあると思うが)、そういうときはつい自分を追い込みがちになる。
今回ニート祭りに参加したことで、そんなに自分を責めずに、マイペースにやっていっていいのだ、という気持ちを思い出させてもらった気がする。ゆるい雰囲気は人を助けてくれる。
「実は人生はほとんどが運で決まっている。 もちろん努力などの要素もあるが、運が7割だと思う。 でもそんなこと学校の先生は教えない。教えたら、勉強なんかしなくなってしまうから」by若新さん