こんにちは。
会社を辞めてから、人とのつながりが一段とありがたく感じられるぶきっちょです。
組織に所属し、仕事をする中で役割を見出し、それをこなしていくことで得られる満足感がない分、なんだかフワフワしがちな私のニート生活。
うーん。
せっかく時間もあるし、何かやりたい。
現状役割がないなら、自分で作るか。
というわけで、すごーく久しぶりに英語講座を開いてみることにしたのだった。
目次
開け!初心者向けの英語教室
カナダ留学から帰国した後(3年前)、始めたことのひとつが「自分の英語講座を開く」だった。
理由は単純。
・自分が学んだこと・身に付けたスキルを伝えたい
・知らない誰かと関わりたい
・英語の勉強を楽しんでもらいたい
・ついでに自分も楽しみたい←
そんな思いでリサーチを始めた私は、良さげな宣伝サイトを見つけ、運よくスペースを無料で貸してくれる会社と出会う。
それから月に何回か、単発で英語講座を開いていた。
来てくれる受講者さんは1人だけだったり、定員の6人が来てくれたりと日によってさまざま。
忙しくなったことやスペースの関係で、いつの間にか開催しなくなっていたが――うん。またやってみよう!
新たなレンタルスペースとの出会い
そうと決まれば、まずはスペース探しだ。
都内にレンタルスペースは色々あるが、中心街となると安いところでも1時間1500円くらいはかかる。
土日や祝日ともなると、もっと高い。
私の講座の定員(少人数が良いため多くても6名としている)を考えつつ、誰も来なかった場合の赤字も覚悟して予約をしなければならない。
うーんうーんとネットサーフィンをすること数十分。
出来たばかりのレンタルスペースで、格安キャンペーンをやっているのを発見!
立地も設備も十分で、週末でも破格の安さだった。
「ここだ!」
とすぐさま予約。
こうして、スペースは確保できた。
続々と入ってくる受講予約
前から使用しているサイトを使って講座の宣伝を開始すると、順調に予約が入り始めた。
予想だが、今まで開いた講座の口コミが多く書かれているため、それを見て決めてくれる人が結構いるのかもしれない。
口コミ、すごい、大切。
ありがたいことに、最終的に6名集まって満席となった。
続々と入ってくるキャンセルの連絡
宣伝開始から約2週間。
いよいよ明日は講座開催日!
というわけで楽しく準備に取り組んでいた私の元に、一通のメッセージが届いた。
「すみません。風邪を引いてしまい・・・明日行けなくなりました」
寒暖差が激しい今、私の周りでも風邪を引いている人が数名いる。
残念だが、仕方がない。健康が一番大事だ。
「お大事にしてください」
返信をし、「まあまだ5人いるからね。奇数だけどペア練習には私が入ればいいや」などと思っていた。
当日朝。
さらに一通のメッセージが届いた。
「すみません。今日、行けなくなりました」
もはや理由も書かれていなかったが、何かあったのだろう。
しっかりと連絡をくれるだけでもありがたいことだ。
「また次の機会に」
返信をし、「4人になったけど、偶数だしまあちょうど良いね」などと思っていると、
また一通のメッセージが届いた。
「すみません。今日・・・(以下略」
だ、大丈夫。
よくあることさ…。特に今日は、雨だからね…。
というわけで、結局当日の参加者は3名となったのだった。
いま、会いにゆきます
時間が近づき、レンタルスペースで参加者を待っている間は、
「最悪、一人も来ないことも考えておこう」
と思っていた。
過去には連絡をくれないまま欠席する人もいたし、突然来れなくなる可能性もまだ残っている。
ドキドキ…どきどき…
ガチャッ(ドアの音)
参加者「すみません」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この時の喜びといったら、もう会えないと思っていた人が、突然目の前に現れたときを想像して欲しい。
テンションをあげたい!という要望
そのあとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!が2回くり返され、無事に3名の参加者が揃った。
始める前に、今回自分の講座に参加してくれた理由と、どうなりたいか、という質問をしてみる。
「仕事で英語が必要になりそうだから」「海外旅行の計画を立てているから」
という理由をあげた一方で、3人が口を揃えて言ったのは、
「ひとりで勉強しても続かないしつまらない。誰かと一緒にやって、テンションをあげたい」
ということだった。
そうなのだ。
ひとりで黙々とやることも大切だが、同じ方向を向いた仲間が周りにいるとテンションのあがり具合が違う。
それは私がカナダ留学をしてカレッジに通っていたとき、強く感じたことでもあった。
そして私は、
「任せてください!じゃあテンションをあげていきましょうか!はっはっは」
と若干滑り気味に、1年半ぶりの英語講座を始めたのだった。
まとめ
講座開催後は、とにかくいつも反省が頭の中をめぐる。
「雨の降る週末にわざわざ集まってくれたからには、かなり身になる授業をしたい」と考えてやったものの、満足してもらえただろうか?
あそこはそんなに詰め込まなくて良かったかなー。逆にあっちを詳しくやった方が良いか。
などなど。
まあでも「面白かった」と言ってくれていたし、きっと勉強へのテンションは少しあがったのではないか、と思っている。
そしてこれも毎度のことながら、私自身のテンションもあがった。
講座を開かなければ知り合わなかった人と知り合えたこともそうだし、苦手なことや新しいことに取り組もうとしている人からはパワーをもらえる。
いろいろあったが、面白かったしやって良かったなーと思う。