『アラサー女がひとりで婚活パーティーに参加してみた~前編~』の続き。
さて。生まれて初めて婚活パーティーに参加したぶきっちょは、カップルになれるのだろうか…?
意外と短い7分間
通常のパーティーと違って、個室形式の良いところは、ひとりひとりとじっくり話ができる点が挙げられる。
そう思って臨んだのだが、これが意外に短い。
最初に隣に座っていた男性とは、簡単な自己紹介と趣味の話で終わり、
次に来た男性とも、簡単な自己紹介やプロフィールを見ながらお互いに質問して終了。
そのあとも同じような感じで、本当にざっくりとしか話せないままあっという間にどんどん人が代わっていく。
ちなみにこの会の参加人数は、男性8人、女5人(年齢は20代前半~30代前半)。
いつもそうなのか今回だけ集まりが悪いのかはわからないが、とりあえず女性にとっては嬉しい男女比。
しかし、8人と一気に7分ずつ話していく中で、大きな問題が立ちはだかる。
顔と名前が覚えられないのだ。。。
これは単に私の記憶力が悪いだけなのか。
これだけ一気にしゃべり続けて、みんな全員の顔と名前を一致させることができているのか。
分からないが、とりあえず後半はもう誰が誰だか、、という状態だった。
やってきたボタンひとつのアピールタイム
一通り回り終えて、最初に話した男性が隣に戻ってくると、タブレットを持って「気になってます」ボタンを押すように司会から促される。
気になってるも何も、全員の顔と名前が一致していないので、とりあえず話が弾んだりして印象に残っている人を選ぶ。
すると画面が切り替わり、なんと、
相手も私に「気になってます」ボタンを押してくれたことがわかったのだ。
「ん?これ簡単にいけるんじゃね?」
と思っていると、そこからすぐにカップリングタイムへ突入した。
あっという間のカップリングタイム
ここでは、タブレット上でカップルになりたい人を1人だけ選ぶ。
タブレット上に表示される名前を押すだけの簡単なお仕事。
私は迷わず、先ほど「気になってます」ボタンを送り合った人の名前をタップする。
「なんて簡単なんだ。ついカップリング希望出しちゃったけど、こんな簡単にカップル成立しちゃって、この先大丈夫なんだろうか」
などと勝手に盛り上がりつつ不安になっていると、また数秒後に画面が切り替わり、結果が表示された。
『残念ながら、カップリングは成立しませんでした』
「ええ!?」
あまりのあっけなさに呆然と画面の文字を見つめながら、状況を整理する私。
そしてすぐに気づく。
確かに相手は「気になってます」ボタンを私に押してくれていたが、最大3人まで押せるのだ。
だから第一希望は別にいて、カップリングはその人を希望したに違いない。
それなのに私は、勝手にカップルになったその先の心配までしていたなんて…。
私の初婚活パーティーは、こうして静かに幕を閉じたのだった。
婚活パーティーで得たもの
カップリング結果は散々だったが、良いこともあった。
最初に隣の席に座った男性と連絡先を交換していたのだが、麻雀の話で盛り上がったこともあり、麻雀仲間になったのだ。
友人が少ない私にとっては、かなり嬉しい出来事と言える。ま、負け惜しみじゃないんだから!
感想
・個室形式は落ち着くし、フリータイムがないのも良いが、会話時間が短すぎると感じた。
・タブレットを使用することで手間や時間は省けるかもしれないが、同時にアピールタイムやカップリングタイムを大変味気のないものにしている。
・半個室を男性がひたすら順番に回っていくというのは、客観的に見るとすごくシュールだったが、色んな職種の色んな人と話せるという点では面白いイベントだと思う。
色々あったが、1人で気軽に行ける雰囲気だったので、また気が向いたらPARTY☆PARTYのイベントに行ってみたい。