こんにちは、ぶきっちょです。
私は、ずっとサバゲ―(サバイバルゲーム)というものに興味を持っていた。
大好きな漫画といえばBLACKLAGOONやヨルムンガンドだし、大学時代には自衛官に憧れていた時期もあった。
そんな私にとって、エアガンを撃ちあいながら遊べるサバゲーが最高の遊びであることは間違いない。
しかし、一緒にできる友達もおらず(っていうかそもそも友達がそんなにおらず)、結局参加することなく今まで生きてきた。
が。
先日、ついにサバゲーデビューを果たすことができたので、その感動を伝えたいと思う。
目次
気軽に参加できるサバゲー
参加してみるまで、サバゲーで遊ぶにはあらかじめ6、7人くらい人を集めていかないといけないものだと思っていた。
そのため、「そんなに友達いないわ…」と思って諦めていたのだ。
しかし調べてみると、実際にはもっと気軽で、1人だろうと2人だろうと参加費さえ払えば遊べるものらしい。
というわけで、今回『女性優待デー』という割引がある日に、友人と3人で参加してみることにした。
ASOBIBA 秋葉原店
サバゲーデビューの舞台となったのは、秋葉原にある『SURVIVAL GAME FIELD ASOBIBA』.
屋内でやるタイプのサバゲーだ。
エアガンからフェイスマスクまで、必要な装備はすべてレンタル可能。
お金とやる気だけ持って行けば、すぐに遊ぶことができるお店だ。
サバゲーの服装は?
全身レンタルで身を包んだ私の服装は、こんな感じ。
(写真ではつけ忘れてるが、グローブも貸してもらえる。)
着ただけで、筋肉ムキムキの強者になったような気がする迷彩服。
アラサーだけど心は中二な私の心を掴んで離さなかった。
サバゲー初心者向け講習
実際にゲームを始める前に、初めての人を対象に講習が開かれた。
講習ではルール・注意事項の説明から、エアガンの扱い方まで丁寧に教わることができる。
女性優待デーだけあって半分以上が女性で、そのほとんどが初心者のようだった。
30人くらいで一通り練習をしたのち、いよいよゲーム本番を迎える。
ゲームの種類
参加者は全体で約40名。
半分が赤チーム、もう半分が黄色チームとなって戦う。
どうやって勝敗を決めるかは、ゲームの種類によるらしい。
今回遊んだゲームは次の4つ。
①フラッグ戦
相手チームの陣地に攻め込んで、そこに置かれているフラッグを取ったら勝ち。
②カウンター戦
撃たれても、自分の陣地に戻れば復活が可能。
その代わり、再出陣のときに陣地に置いてあるカウンターを押す必要がある。
制限時間終了後に、カウンターの数が少なかったチームの勝ち。
③大統領戦
両チームの中から1人ずつ大統領を選出。
敵チームの大統領を打ち取ったら勝ち。(制限時間終了までゲームは続行するため、大統領を打ち取り返したらドローとなる)
④攻防戦
片方のチームが攻め、もう片方が守りの態勢を取る。
攻めのチームが、守りのチームからフラッグを取るまで続け、その後攻めと守りを交代。
フラッグを取るまでにかかった時間が短いチームが勝ち。
いよいよゲーム開始!
「最初はフラッグ戦です!制限時間は5分!」
という掛け声とともに、みんながフィールドに入っていく。
室内だがフィールドは結構広くて、ゲーム開始から敵チームとぶつかり合うまで20~30秒くらいは余裕がある。
スタートの合図があったら、ドラム缶や板の陰に隠れながら歩を進め、敵の姿が見えたらすかさず撃つ!
頭ではわかっていても、これが結構難しい。
「あ、あそこだ!」
と思って銃を構えた瞬間には、相手の弾が当たっているという。。。
一対一の撃ちあいで負けることの悔しさといったらなかった。
当たると結構痛い!
帽子や服を含め、BB弾が体のどこかに当たったら「ヒット!」と言ってフィールドを出なければならない。
ある程度皮膚の厚い部分であれば当たっても痛くはないのだが、皮膚が薄いところに当たるとかなり痛い。
指先を撃たれたときは、
「痛っ!ヒットー!」
みたいになってた気がする。
まあ多少痛みがあったほうが、程よい緊張感が生まれて面白い。
当てるとめっちゃ嬉しい!
撃たれるとすごく悔しいのだが、自分の弾が敵に当たると本当に嬉しい。
狙い通りに当たったとき、将来はスナイパーになろうと本気で思った。
アラサー独身女の将来がいつを指すのかは、定かではない。
あっという間に5時間経過
開始直後こそ後方で隠れていることが多かったが、慣れてくるとどんどん前線に出られるようになった(というか出ていかないと面白くない)。
撃つことに夢中になりすぎて、いつの間にか敵が後ろに…!という事態に陥ったり、実弾だったら跡形も残らなくない?と思うくらい撃たれたりすることもあったが、とにかくアドレナリン全開で楽しすぎた。
スタートの合図があるまでのドキドキ感。
一旗あげてやるぜ!とか思いながら様子を伺うワクワク感。
いつどこから撃たれるかわからないハラハラ感。
制限時間5分のゲームをどんどん繰り返していく感じなのだが、夕方に行って21時半までの5時間ちょっとは、光の速さで過ぎていく。
夜になるにつれて段々人は少なくなっていったが、少人数での対戦もなかなか面白いものだった。
まとめ
サバゲーはきっと楽しいんだろうなと思ってはいたが、その予想を超えて楽しかった。
ゲーム終盤、常連っぽいベテランの人が「あー、サバゲーやめたくねー!」と言いながらエアガンを撃ちまくっていた。
麻雀にしてもサバゲーにしても、大人が真剣に遊べる場って本当に素敵だ。
ちょっとでも興味がある人は、装備などはレンタルして気軽に参加してみると良いと思う。
「行ってみたいけど怖いイメージがあるし…」みたいな理由で躊躇するには、勿体なさ過ぎるくらいの面白さだ。
屋内であれだけ面白いのだから、実際に山とか屋外でやったらもっと楽しいに違いない。
次は屋外のイベントにも挑戦したいなと思う。